三重県曹洞宗青年会では、和太鼓を通じて地域交流をしようと活動しております。幸い、津市出身のプロ和太鼓奏者 服部博之氏 にご指導を仰ぎ、オリジナル曲 「悟りの岸へ ~雲のゆくまま 水の流るるままに~」を作曲いただきました。
一人一人がひた向きに打ち込み、その一打一打に心を込める事によって無駄な音を出す事も無く表現される太鼓の音はやがて一つの曲となって魂を宿し聴衆の心に感動を…。
青年僧が懸命に演奏しているその姿や太鼓の力強くまた繊細な響きを体感していただき、日常生活の中でその時々に向き合った事柄に対し真っ向から取り組み、周りの者と力を合わせる事により一つの物を作り上げることのすばらしさや希望に満ちた生き方を共感して頂ける様に取り組んで行きたいと思います。
「悟りの岸へ」は我々の修行生活を感じて頂ける作品ですので、お近くで演奏させていただく機会がございましたら是非足をお運びいただき、若手現役僧侶(三重県在住の20代~40代の住職など)が真剣に和太鼓に打ち込む姿をご覧頂きたいと願っております。